世界10大死因に変化 喫煙のリスクを喚起=WHO

2013年 7月26日

 世界保健機関(WHO)はこのほど最新情報を発表し、「直近の統計結果によると、世界10大死因の内容と順位に現在、一部の変化が生じた」との見方を示した。過去10年間の10大死因の1-6位は、冠状動脈心臓病(12.9%)、脳卒中(11.4%)、下気道感染(5.9%)、慢性閉塞性肺疾患(5.4%)、下痢(3.5%)、エイズ(2.9%)の順となっており、この順序に変化は生じなかった。しかし7-10位の死因については、比較的大きな変化があった。うち気管・気管支癌と肺癌(2.7%)が、2000年の9位から7位に浮上した。糖尿病(2.6%)は8位に、道路交通事故(2.3%)は9位に順位を上げた。早産(2.2%)は、7位から10位に順位を落とした。光明日報が伝えた。

 肺結核(1.8%)は上位10位から除外されたが、依然として15位以内となり、2011年だけでも100万人が肺結核により死亡した。慢性疾患が現在、世界範囲の重要な死因になりつつある。2011年には150万人(死亡者総数の2.7%)が肺癌(気管・気管支癌を含む)によって死亡したが、この数値は2000年の時点では120万人(2.2%)だった。

 2011年には1日あたり3500人が道路交通事故により命を落とし、この数値は2000年から700人以上増加した。2011年に心血管疾患により1700万人が死亡したが、これは10人の死者のうち3人が心血管疾患により亡くなったことを意味する。そのうち700万人は冠状動脈心臓病、620万人は脳卒中によって死亡した。

 統計データによると、2011年には世界で5500万人が死亡し、伝染病以外の死因が3分の2を占め、2000年の60%を上回った。伝染病以外の4大疾病は、冠状動脈心臓病、癌、糖尿病、慢性肺疾患となった。

 喫煙の健康への影響について、WHOはいくつかの死因における喫煙の潜在的なリスク(特に心血管疾患、慢性閉塞性肺疾患、肺癌との高い関連性)を強調した。

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